• 2012.06.18

    手づくり和菓子教室を開催しました

    6月16日(土曜日)午後2時より東京・高田馬場にある東京製菓学校において〝手づくり和菓子教室〟を開催致しました。
    あいにくの雨模様でしたが、往復はがきでお申し込みを頂いた1,674名のお客様の中から抽選で当選した210名の皆様がお越し下さいました。

    最初に全国和菓子協会・藪専務理事の和菓子にまつわる色々なお話を聞いて頂いた後、東京製菓学校和菓子科の先生方と東京和菓子協会青年部(和菓子職人)の指導の下、煉切3種類(青梅・濡れ燕・朝顔)合計6個の和菓子づくりに挑戦していただきました。

    最初は「和菓子づくりは初めてなので上手にできるかしら」と心配そうにしていた方も、お帰りには笑顔で「丁寧に教えてもらえたので上手にできました」とご自身で作った和菓子を手に感想をお話し下さいました。
    また、皆様一様に「とても楽しかったので、また来年も応募します」「帰ったら家族と一緒に食べます」「次回も参加したい」等々、にこやかにお帰りになりました。

    ご参加頂いた皆様、東京製菓学校和菓子科の先生方、ありがとうございました。



    満員の会場風景


    全国和菓子協会・藪専務理事による講演


    和菓子製造風景

  • 2012.06.18

    日枝神社 山王嘉祥祭

    6月16日 赤坂日枝神社で山王嘉祥祭が執り行われました。
    山王嘉祥祭は、徳川家康が江戸幕府 開闢以来6月16日に行われていた行事で、当時、江戸幕府の重要な催しのひとつでした。
    明治以降この催しが途絶えていましたが、大変由緒ある祭りです。
    赤坂日枝神社では、この山王嘉祥祭を神社の主要な祭りとして昭和54年6月16日に復活させましたが、それは奇しくも全国和菓子協会が「和菓子の日」を制定したことと時を同じくしています。この山王嘉祥祭は「和菓子の日」制定の根拠となった祭りであり、和菓子の祭りでもあります。
    6月16日当日には毎年、東京和菓子協会の技術者が和菓子(煉切り)を神前で作って奉納し、和菓子の振興、発展を祈願しています。
    本年も6月16日午後1時より和菓子協会員約30名が山王嘉祥祭にお揃いの法被を着て参列し、当協会技術研究委員の小高氏による煉切り奉納が行われ、参拝者に神供が配られました。



  • 2012.05.25

    手づくり和菓子教室にたくさんのご応募ありがとうございました

    6月16日(土)開催の手づくり和菓子教室に多数の参加申込みを頂き、誠にありがとうございました。
    お陰様で募集定員210名のところ、1,674名様からご応募が寄せられました。
    残念ながら、会場の関係でご応募下さった全ての方にご参加頂くことができないため、今回も抽選となりました。
    本日厳正に抽選を行い、ご応募頂いた皆様に結果を郵送いたしました。
    はずれてしまった方が多くいらっしゃいますが、是非次回のご応募をお待ちいたしておりますので宜しくお願いいたします。
    ありがとうございました。

  • 2012.05.07

    手づくり和菓子教室を開催します


    6月16日は『和菓子の日』

    「和菓子づくりにチャレンジされることで、和菓子を一層身近に感じて頂きたい」との思いから、今年も手づくり和菓子教室を開催します。
    東京和菓子協会青年部と和菓子づくりのプロを目指す人を育成する東京製菓学校の先生が丁寧に指導します。また、和菓子にまつわるお話も聞けますので、この機会に和菓子づくりにチャレンジしてみませんか?
    皆様のご応募をお待ちしております。

    ■開催日時
     平成24年6月16日(土曜日)
      午後2時00分~午後4時30分

    ■開催場所
     東京製菓学校(新宿区高田馬場)

    ■参加費用
     お一人様 1,000円

    ■定員
     210名

    ■実施内容
     1.「和菓子の話」
     2.和菓子づくりに挑戦

    ※お作り頂く和菓子は<上生菓子3種類(各2個)>の予定
    ※作った和菓子はお持ち帰りいただきます。

    ■応募方法
     往復はがきに、住所・氏名・年齢・性別・電話番号・参加希望人数(葉書1枚に付き2名様まで
     =参加を希望される方のお名前を連記)をご記入の上ご応募下さい。

    ※お子様は、小学生以上を対象とさせて頂きます。
    ※応募者多数の場合は抽選にさせて頂きますのでご了承ください。
    ※抽選の場合、当落のご連絡は返信用はがきでお送りします。
    ※当選者の方へは会場への案内図も添付します。

    ■応募先
     〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-24-3
      新宿スリーケービル 8階
       東京和菓子協会「手づくり和菓子教室」P係 宛

    ■応募締切
     平成24年5月23日(水) 当日消印有効

    ■お問合せ
     東京和菓子協会
      電話03-3375-7121

    ■主催
     東京和菓子協会

    ■共催
     東京製菓学校

  • 2012.03.21

    広島県で開催した「和菓子シンポジウム」の報告

    今回のシンポジウムは、来年4月19日から5月12日まで開催される、第26回全国菓子大博覧会・広島(ひろしま菓子博2013)の400日前記念イベントと合わせて開催された。
    会場となったのは広島県民文化センターの多目的ホールで、500名の参加者があり、3部構成で来場者も大いに賑わいをみせた。
    来場者は口々に「和菓子のことが良く分かった」「健康的だから安心して食べられるね」と喜ぶなど3時間があっという間に過ぎる催しとなった。
    又、このシンポジウムの様子はテレビ局や中国新聞他マスコミの取材も多く、当日夕方のニュースの時間に放送された他、中国新聞などにも記事として掲載された。
    詳細は以下のとおり。

    ①開催日時  平成24年3月14日(水曜日)
              午後1時00分~4時00分
    ②会  場  広島県民文化センター 多目的ホール
             広島県広島市中区大手町1-5-3
    ③内  容
     【第1部】 講演「和菓子の歴史と文化」 <1時間>
             講師 藪 光生
               (全国和菓子協会 専務理事)

    全国和菓子協会専務理事光生が1時間にわたって、和菓子の起源~日本最古の加工食品〝餅〟~唐菓子の伝来、茶道の発展、南蛮菓子の渡来~江戸時代における発展~和菓子にはふたつの季節がある~菓銘を持つ文化~手づくりの技と個性などについて楽しい話を展開し、聴衆の好評を得た。

     【第2部】 講演「和菓子の健康:小豆等豆類の成分と健康性」<1時間>
             講師 加藤 淳先生 
                (農学博士・北海道立中央農業試験場 研究参事)

    農学博士加藤淳氏を講師が1時間わたって、和菓子の主原料である小豆やいんげんなどの豆類の栄養や機能性について、良質のたんぱく質~豊富なビタミンB群~ミネラル~サポニン~食物繊維~ポリフェノール~メラノイジンなどについて、小豆等豆類はいかに多くの栄養素や機能性に富んでいるか、及び、北海道産小豆の優位性をわかり易く解説し「和菓子は健康食品と言っても過言ではない」と締めくくって喝采を浴びた。

    【第3部】 「ひろしま菓子博2013」の紹介

    ひろしま菓子博2013のマスコットキャラクター「かしなりくん」と「スイーツ姫」(着ぐるみ)も登場して菓子博の内容について紹介があった。又、現在広島で活躍しているアイドルユニット〝MMJ〟(もみじ饅頭より命名)も急遽応援に駆け付け「ひろしま菓子博2013テーマソングとダンス」を初披露してくれた。
    最後に広島菓子博のペア入場券や広島の銘菓が当たる抽選会が実施されるなどして大きな賑わいをみせた。

    【その他】 会場ホワイエにて和菓子の製造披露
           田邊 英樹 氏 (広島市:旭 堂)
           馬場 寛親 氏 (広島市:青柳屋)

    ホール入口ホワイエでは、広島県の和菓子職人による煉切の製造実演も行われ、多くの人が足を止めて和菓子づくりの技に見入り「きれいだ」「すごいね」「美味しそう」との声が湧き出す盛況であった。