昔から、結婚式の披露宴には、必ず記念の引き出物が出され、松竹梅、鶴亀などの意匠の和菓子が引菓子として用意されました。煉切り、落雁、饅頭などが三つ盛、五つ盛などといって、きれいに箱に収められている様子は美しいものです。
近年では、そういった伝統的な引菓子を用いることが少なくなりましたが、最近ではご自分だけのオリジナル和菓子をつくってほしいと求められる方が増えています。ご結婚にあたり、お二人の記念の場所や、思い出に残る風物を引菓子としてお配りするのはいかがでしょう。きっと良い思い出になりますし、ご出席の方々も喜ばれることと思います。
手づくりの和菓子は、様々な意匠を生み出すことが可能です。写真や絵を持って、お近くの和菓子店にご相談ください。おふたりの一生に一度の晴れの日のために、世界でたったひとつの菓子をご用意できることと思います。