• 2021.12.24

    「“白餡の和菓子”その魅力と健康性」を開催しました

    全国和菓子協会では、一般のお客様に和菓子の魅力を啓発する事業を実施しておりますが、本年は(公財)日本豆類協会と地元新聞社のご支援を得て広島市、仙台市、名古屋市、神戸市の4都市で白餡を用いた和菓子の魅力と健康性を啓発するイベントとして、「“白餡の和菓子”その魅力と健康性」を開催致しました。
    各会場の参加者は、それぞれの地元新聞紙上において募集告知等をおこなって募集し、応募者が多数となりましたため抽選で来場者を決定しました。
    尚、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、マスク着用の徹底や消毒などに留意し、“三密”を防ぐために4会場すべて、同内容で2回に分けての開催となりました。

    ■第1部 講演「白餡と和菓子の健康性」/講師 全国和菓子協会 専務理事 藪光生
    ■第2部 白餡の作り方(映像)
    ■第3部 和菓子製造実演披露
    ■第4部 和菓子プレゼント会(各会場の地元和菓子店謹製の白餡を使った和菓子をお持ち帰り頂きました)




  • 2021.11.18

    お菓子クイズキャンペーン

    全日本菓子協会(全国和菓子協会ほか、お菓子の団体が加盟)では、本年も「心も体もお菓子で元気」をスローガンに、クイズに答えるだけでプレゼントが抽選で当たる「お菓子クイズキャンペーン」を開催しています。
    キャンペーンに参加している和菓子店やスーパーマーケットなどで配布している応募用紙、または、キャンペーンサイトから、ご応募下さい。

    【賞   品】
    お菓子詰め合わせセット(3,000円相当)  3,000名様

    【応募締切】
    2022年1月14日(金)[当日消印有効]

    クイズに答えて、どしどしご応募ください。
    正解者の中から抽選で、素敵な賞品が当たります。
    (詳しくはこちらをご覧ください)

    また、同時開催として、小・中学生を対象に「お菓子のちから」作文コンテストを実施しています。
    お菓子を食べて元気になったことや楽しかったことなど、「お菓子のちから」を作文にしてご応募ください。
    (詳しくはこちらをご覧ください)

    【応募締切】
    2022年1月14日(金)[当日消印有効]

  • 2021.03.18

    小中学校への「和菓子の出張授業」<3月実施校>

    東京和菓子協会では、〝和菓子の啓発と業界活性化プロジェクト〟の一環として都内の小中学校にお呼びかけをして、和菓子の歴史や文化性、創作性を知ってもらい、和菓子を製造する過程を見て、持参した和菓子を食べてもらう「和菓子の出張授業」を開催しています。
    3月には以下の学校の協力を得て出張授業を実施致しました。

    3月5日に大田区立御園中学校において実施されました。
    講師は、大田区・和菓子処清野の黒田清美氏。
    始めの1時限目はテキストを配布して和菓子のお話を聞いていただき、その後休憩時間を挟んで、2時限目は製造実演をしました。
    興味深そうにスクリーン上に映る手さばきを見つめる生徒さん達からは、煉切が出来上がるたびに拍手が沸くなど、先生方を含め皆さんに大変喜んで頂いた出張授業となりました。また、質問の時間には「餡に色を付けるのはどうやるのですか?」「和菓子を作る時はどんな気持ちで作っているのですか?」「何を作る時が一番好きですか?」などがあり、講師も真剣に答えていました。
    コロナ禍で学校の方針によりその場での試食が出来ないということでしたので、お家で召し上がって頂けるように講師が事前に準備した煉切をおみやげとしてお持ち帰り頂きました。

    3月9日に佼成学園女子中学校において実施されました。
    講師は、世田谷区・やまと家の太田博文氏。
    配布したテキストに沿って和菓子の歴史・文化についてのお話や、講師がアメリカで披露した和菓子作りの体験談などに生徒さん達は真剣に耳を傾けていました。その後の製造実演では、講師が手際よく餡を包む様子やヘラなどを使って色々な花などを作り上げていく様子を見て頂いたあと、生徒の代表として2名の方が講師の指導により和菓子づくりに挑戦しました。製造体験をした生徒さんは、出来上がった和菓子を見ながら「思ったより餡がやわらかく難しかった」と感想を話してくれました。
    質問の時間には「(鶴の木型を使って煉切を作ったことに対して)木型は自分で作るのですか?」「テキストの表紙の下にある(葛桜の写真)お菓子の周りはどうやって作るのですか?」「家で作れる和菓子があったら教えてください」などの様々な質問に講師も真剣に答えていました。

    3月10日に清瀬市立清瀬第四中学校において実施されました。
    講師は、東村山市・餅萬の深井駿氏。
    テキストに沿って講師による和菓子の話が行われている間に、餅萬のベテラン職人さんによる〝はさみ菊〟2品が製造され、話の切れ目ごとに途中経過を後方のスクリーンに映し出すなど、興味を掻き立てる授業となりました。休憩後の製造実演では、スクリーンでは分かりにくいこともあり、6グループに分かれて職人さんのテーブル前に集まり、手際よく煉切が仕上がっていく様子を見て頂きました。
    「修学旅行もままならない現状で、良い経験ができました。」との担当の先生からのお話に、協会としてもお役に立てて大変嬉しいことでした。

    3月12日に世田谷区立千歳小学校において実施されました。
    講師は、世田谷区・亀屋の舘野貞俊氏。
    1時限目の講義の時間には、配布したテキストの補助として、講師がさらにわかりやすくまとめたものをスクリーンに映し出しながら説明しました。休憩時間の後の製造実演では、講師が感覚で同量ずつに切り分けた餡や生地を秤に乗せ、ほぼ同じ重さになる様子や、餡が生地に包まれていく様子をスクリーンで見て頂くと、生徒さん達からは拍手や歓声が上がりました。質問のコーナーでは「仕事を覚える苦労や仕事していくときの苦労」や「和菓子は家でもつくれますか」など積極的な質問がありました。

    ※本事業は、今まで和菓子を食べたことのなかった子供さん達に和菓子の魅力に触れて頂けたこと、また、日頃から食べている子供さん達には「どら焼き」や「だんご」「まんじゅう」等にも歴史があると知ってもらえたことで、今後の和菓子の発展に充分寄与出来たことと感じています。

  • 2021.02.26

    小中学校への「和菓子の出張授業」<2月実施校>

    東京和菓子協会では、〝和菓子の啓発と業界活性化プロジェクト〟の一環として都内の小中学校にお呼びかけをして、和菓子の歴史や文化性、創作性を知ってもらい、和菓子を製造する過程を見て、持参した和菓子を食べてもらう「和菓子の出張授業」を開催しています。
    2月には以下の学校で実施致しました。

    2月15日に杉並区立荻窪小学校において実施されました。
    講師は、杉並区・とらや椿山の佐藤博氏。
    1時限目はテキストを配布して和菓子のお話を聞いていただく時間で、今回、和菓子協会の藪光生専務理事が担当し、和菓子の歴史や原材料、特長などを楽しく聴いていただきました。その後、製造実演を佐藤氏が引き継ぎ、スクリーン上に映る手捌きを興味津々の面持ちで見つめる生徒さん達からは煉切が出来上がるたびに拍手や歓声が沸き、先生方をはじめ皆さんに大変喜んで頂いた出張授業となりました。コロナ禍で学校の方針で試食が出来ないということでしたので、お家に帰ってから召し上がって頂けるようにどら焼きを用意しました。

    2月19日に世田谷区立千歳台小学校において実施されました。
    講師は、目黒区・さか昭の坂 昭彦氏。
    配布したテキストに沿って講師が話す和菓子の歴史や文化について、生徒さん達は真剣に耳を傾け、その後の製造実演では、手際よく餡を包む様子やヘラなどを使って見る見るうちに色々な花などを作り上げていく様子に拍手や歓声を挙げていました。予定の時間一杯一杯まで実演をし、質問の時間には「和菓子を作る時はどんな気持ちで作っているのですか?」などがあり、講師も真剣に答えていました。出来上がった和菓子を見ながら「あれが食べたい」「これがいい」など話が弾んでいました。