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手みやげのコミュニケーション

おみやげというと、何をお持ちしようか考え込んでしまう方も多いのではないでしょうか? そんな時、広く好まれている和菓子は、どなたに差し上げても喜ばれるものです。
手みやげは、こちらの気持ちの表わし方です。何を差し上げたいのか、先様が何を好まれるのか考えれば、自ずと絞り込まれてきます。もちろん、ご自分のお気に入りの和菓子を「これはとてもおいしかったから……」と持参されるのも喜ばれることでしょう。
和菓子を贈るとき、たとえば、ふたりの家庭に生菓子を10個お持ちするのはいかがなものでしょう。生菓子は2~3個にして、もう1種類、日持ちのする菓子と合わせて、2箱お持ちになってはどうでしょうか。たとえふたり家族でも、ご近所に娘さん夫婦がいらっしゃる場合などは、生菓子を10個差し上げてもよいと思います。要は、先様の状況を考えることが大切です。
お見舞いには特に気を遣います。先様の病状にもよりますが、何でも召し上がって良いなら、卵と砂糖と小麦粉だけでつくられ、消化も良いカステラなら、まず間違いはありません。そのほかに、米でつくったぎゅうひ製の菓子や飴なども良いでしょう。
もし和菓子店の店先で迷われたら、遠慮なくご相談ください。自慢の和菓子を聞いてみて、もしそれが用途に合わないものなら、用途をお話頂ければ、きっと良い和菓子を紹介してくれることでしょう。

贈り、贈られる、手みやげを持参する文化は、日本人の良い習慣のひとつだといえるのではないでしょうか。食べ物を介することで、多くを語らなくても、ぐっと親しみが増し、さりげない交流が生まれます。和菓子を、人と人との心を通わせるものとして使っていただければ幸いです。

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