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和菓子は食べても太らないって本当?

最近になって、和菓子は健康的な菓子であると認知されてきました。しかし、まだ、砂糖をたくさん使っているから太るのでは?と考えておられる方もいるようです。
砂糖は、お米や芋などと同じ炭水化物です。炭水化物は三大栄養素のひとつで、100gあたりのエネルギー量を比較すると、上白糖は384キロカロリー、そば粉(全層粉)361キロカロリー、精白米365キロカロリー、小麦粉(薄力粉)368キロカロリーです。もちろん調理後にはエネルギー量が変化しますから単純な比較はできませんが、材料としての砂糖のエネルギー量は、他の食品と比べても高いとは言えません。しかも、砂糖だけを100gも食べることは、まずないと言っていいでしょう。砂糖を太る原因と考えることに、科学的な根拠があるとは言えません。
炭水化物はエネルギー源として無くてはならない栄養素です。そして脳は、ブドウ糖のみをエネルギー源として働いています。砂糖は他のでんぷん系食品にくらべて素早くブドウ糖に分解されるので、吸収されやすいという特長があります。仕事や勉強に疲れたとき、砂糖を使った甘いものを食べることは理にかなっていると言えます。
和菓子1個のエネルギー量は、饅頭1個35gで約90キロカロリー、また煉り切りは90~120キロカロリーぐらい、羊羹ひと切れが約170キロカロリーです。和菓子は脂肪分が非常に少ないので他の菓子類に比べて低カロリーであるばかりか、主原料である豆類には便秘を防ぐ食物繊維が豊富ですし、小豆には抗酸化作用のあるポリフェノールもたっぷり含まれています。和菓子は単においしいというだけではなく、美容と健康のためにもお勧めできます。
もちろん、どんなものでも食べ過ぎはよくありません。しかし、甘いものを我慢してダイエットを行いイライラするより、1日に和菓子をひとつ、おいしいお茶とゆっくり楽しみ、精神的にも満足することが、身体にとって大切なことだと考えています。

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