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菓子の命は美味しさにありますので、ゆっくりと味わって頂くことが一番ですが、それでも味わい方によって趣もかわります。
季節の煉り切りなどは、ひとつひとつ菓子器に盛って菓子楊枝を添えたいもの。
勿論、菓子鉢に人数分を盛って取り皿や懐紙を用意されても結構です。その場合も菓子楊枝は忘れずに用意したいものです。
和菓子によっては、庭の植物の葉を良く洗って、水分をふきとり和菓子に添えるのも良いですね。

ラフに食べる方が美味しい和菓子もあります。
たとえば「大福」これはもう手づかみでかぶりつく様に食べて頂いた方が美味しいように思います。

T.P.Oに応じて変化をつけて召し上がって頂く、それが一層味わいを深めます。

菓子といえば「お茶」という事になりますが、珈琲や紅茶との相性もなかなかのものです。
昔は、珈琲といえば砂糖やクリームを入れて飲む人が多かったので、和菓子と一緒に味わうという発想がありませんでした。 しかし、最近ではブラックで、ストレートで、香りを楽しむという飲み方も増えています。 となれば和菓子との相性はがぜん深まります。

菓子と珈琲、紅茶。
ちょっと意外な感じがするかも知れませんが、是非おためし頂きたいと思います。
めずらしいと言えば、ウィスキーやブランデーのお供に和菓子を食べると良いという方もいます。

フターディナーのひととき、ガラスの器にくだいた氷を敷き、その上にサイの目に切った羊かんを盛って楊枝を添える。
甘いものと食後酒の相性は世界中が認めているものですが、和菓子もその仲間入りができると思います。

さんのアイデアで素敵な味わい方を楽しんでください。